会社員なら、一生懸命働きすぎるな。
こんなことを言うと経営者は激怒するだろう。
だが、社員側から見れば極めて合理的な話である。
会社で100%の力を出し続けるとどうなるか。
仕事が早い。
頼めば断らない。
残業もする。
休日でも連絡がつく。
すると会社は感謝するのではない。
「こいつには、もっと仕事を振れる」と判断する。

頑張った人間への褒美は、さらに仕事だ。
一方、適度に手を抜き、最低限の成果だけ出し、定時で帰る社員はどうなるか。
給料が半分になるわけでもない。
毎月ほぼ同じ日に給料が振り込まれる。
つまり会社員というゲームでは、
能力を全部出し切ることと、給料が完全には比例しない。
だったら表向きは真面目に見せつつ、
会社が求める最低ラインを確実に超えておけばいい。
出世も同じだ。
役職が上がれば責任が増える。
部下の尻拭いをする。
会議が増える。
休日にも連絡が来る。
上司と部下の板挟みになる。

それで手取りが数万円増えたところで、
失った時間と精神の自由は戻ってこない。
組織には、勝手に頑張りたがる人間が必ずいる。
出世したい。
認められたい。
偉くなりたい。
会社に必要とされたい。
そういう人たちには存分に頑張ってもらえばいい。
我々まで同じレースに参加する必要はない。
上位2割が会社を背負いたいなら、背負わせておけばいい。
こちらは真ん中の6割で静かに生き残る。
遅刻しない。
ミスを連発しない。
期限は守る。
人間関係を壊さない。
それで十分だ。
会社は社員の人生を豊かにするための施設ではない。
利益を出すための装置だ。
なら社員だって、
会社を自分の生活費を稼ぐ装置として利用すればいい。
忠誠心など給料明細には載っていない。
定時になったら帰れ。

会社で余った体力を会社に捧げるな。
家族、趣味、旅行、副業、酒、ゲーム、睡眠に使え。
会社で英雄になっても、定年になればただの人。
だったら最初から、
会社ではそこそこ。

人生では全力。
それくらいでちょうどいい。
【管理者が思うこと】
サラリーマンなんて、アリの法則の真ん中6割で十分だ。上の2割には勝手に頑張らせておけ。人生は一度きり。会社に魂まで売るな。社畜になるな!